庄原市芸備線・木次線利用促進協議会の目的

道後山駅沿線の様子
JR芸備線・木次線は、多くの物資を輸送する重要なライフラインであるとともに、通学や生活利用、観光など、地域住民や観光客にとってかけがえのない交通手段として親しまれてきました。
しかし、現在、庄原市内を運行する芸備線・木次線は、大きな岐路に立たされています。
沿線人口の減少、少子化による通学利用者の減少、モータリゼーションによる鉄道利用者の減少、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う人流の抑制…。

このままの状況が続けば、地域に様々な価値を提供してきた社会的な財産である芸備線・木次線を失いかねない状況となっているのです。こうした状況の中、芸備線・木次線を地域に必要な資源として未来につなげていくため、行政・地域住民・企業・団体など、関係者が一丸となって利用促進対策に取り組んでいくための推進母体として、令和4年3月4日、「庄原市芸備線・木次線利用促進協議会」を設立しました。
幅広い分野から英知を結集し、芸備線・木次線を地域に必要な資源として未来につなげていくための取り組みを進めていきます。